寒河江市 親水公園 菌根イソギク栽植試験
左写真 菌根イソギク栽植なし。
右写真 菌根イソギク栽植 3年目の5月の状態 放任。
菌根イソギクには他の雑草を駆逐する「アロレバジー物質」を分泌して、
他の植物の侵入を防止する能力があるのではないか???
そういう想定から栽植試験を行って、雑草繁茂のを調査してきた。
雑草繁茂のの問題は、今後野立てソーラーの地面メンテナンスに大きなコスト負担が生まれる。
理想的には菌根イソギクがが繁茂するにしたがって、他の雑草を駆逐することができれば、
理想的な野立てソーラー緑化が完成る。
上の写真が示すように、菌根イソギク栽植したエリアでは、明らかに「スギナ」の繁茂は著しく減少している。
他の雑草の発生も激減している。
その理由は・・・
菌根イソギクは根からアレロパジー物質を分泌し、これが他の植物の発芽、生育を阻害し、
場所取りをする。
緑化植物として・・・素晴らしい特性である。
アレロパジー物質を出して他の植物の発芽生育を阻害している植物は、
セイタカアワダチソウ、アスパラカス・・・などが知られている。
セイタカアワダチソウが・・・広大な群落を作れるのは、他の雑草の侵略を・・・・この毒素で防止して、
生きるためのエリアを確保している。
菌根イソギクで緑化した場合、永年にわたって美しい緑化が出来るのは、
まさに、このアレロパジー物質を分泌する植物だからである。
菌根イソギクは緑化植物として究極、理想の特性を具備していることを証明する事例である。
菌根イソギクを野立てソーラーに栽植することによって、
環境と共生した、地域と共生した・・・限りなく美しいソーラーを造ることが可能である。